あなたは何故仕事をするのでしょう。何故、学校に行っていた(いる)のでしょう。(くれたけ#251)
ご覧いただきありがとうございます。
本日はくれたけ心理相談室からの
ブログのお題に回答したいと思います。
「あなたは何故仕事をするのでしょう。
何故、学校に行っていた(いる)のでしょう。」
仕事について
この仕事がとても幸せだから、仕事をしています。
学問として心理領域が好きなのもありますし、
なにより、ご相談者さまのサポートに
携わらせていただけることにとても幸せを感じています。
もちろん経済的な理由もありますが、
仮にベーシックインカムがメジャーな世の中になったとしても、
ずっと続けていきたいと思っています。
そんな職業に出会えたことは本当に幸せだなと
日々感謝しています。
学校について
子どもの頃の自分がなぜ行っていたのかというと
多くの人が行っているから、
行かないと怒られるから だったと思います。
大人になった今、なんのために学校があるのかと聞かれると、
経験から学びを得て、選択・決断の練習をするため だと思っています。
勉強やきまりごと、人間関係など
その場ですぐに吸収する学びもあるかと思いますし、
何年も経ってから、あのときこうだったな、こんな人がいたな…と
反芻して学びに変換されるものもあるかと思います。
反対に、学校そのものには行かない(行けない)期間があったとしても、
学校という所属の中にいることで人との関わりが生まれ、
その期間にしか得られない学びがあると感じています。
それを経て、自分がどうしていくのかを決めて進んでいく、という
流れを練習する場が、学校(という所属)だと考えています。
もちろん「間違えたなあ」とか「失敗したかも」と思う経験も
その後どう活かすかを学ぶうえでとっても大切だと思います。
理由や必要性を知りたくなったら
何かを得るために仕事をする・学校に行くという意識は素晴らしいことだと思いますが、
その場にいるだけで無意識のうちに得ていることもあると思っています。
だから、なぜ行かないといけないのか明確な理由がうまく浮かばないとしても、
行きたくない期間、休む期間があっても、悪いことではありませんし、
停滞しているように感じられる中でも、少しずつ進んでいらっしゃるのだと思います。
ただ、「なんで行かなきゃいけないの?」という問いが浮かぶときって
大抵、少し無理しているときや、うまくいかない!と
感じているときではないでしょうか。
本当はやめたい・休みたい、行きたくない、勉強が嫌だとか、
言ったら怒られるかな?と思うようなことも
聞いてくれるような友人や大人、居場所(カウンセリングも含め)があると
支えになってくれるのかなと思います。
自分の中にある答えだけでなく、他の人たちの考えにも触れることで、
いろいろな向き合い方があっていいんだなと感じられ、
新たな選択肢を知る瞬間がきっとあります。
そんなプロセスも含め、
学校、お仕事、日々の生活の中で今歩んでいることすべてが
かけがえのない経験や学びなのだろうなと感じています。
毎月、質問に回答しております。
投稿者プロフィール

- 思い描く方向に向かわれますように。
最新の記事
今月のお題2025年5月28日あなたは何故仕事をするのでしょう。何故、学校に行っていた(いる)のでしょう。(くれたけ#251)
心と気持ち2025年5月26日足して引いて
心と気持ち2025年5月21日それぞれの味が生きるとき
今月のお題2025年5月19日「大野快人カウンセラーってどんな方ですか」(くれたけ#250)