”実り”を感じた瞬間(くれたけ#258)

いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はくれたけ心理相談室からのブログのお題に回答いたします。

「実りの秋ですね。
今までの人生のなかで、ご自身の”実り”を感じた瞬間を教えてください。」

 

私にとっての実りは、“正しさ以外の観点を得られたこと”です。

20代前半くらいまで、
正しさや正解であることをすごく求めていました。
他人の意見に対しても、
それって正しいの?と思うことが何度もありました。

でも、いろいろな人と出会う中で、
それぞれに理由や背景があって、正しさだけでは量れない、
その人なりの正義感や優しさがあるのだと知りました。

 

そんな中でだんだん、
自分自身にも正しさを求めなくなりました。

正しくなくても、完璧じゃなくてもいいと
思えるようになったことで、
周囲の人にも自分にも優しくなれたことは
私にとっての大きな実りです。

 

今もたまに、自分に正しさを求めていることがあるなと感じますが、
それも自然なことだと思えるようになったし、
正しさに縛られすぎて苦しくなっているときは、
早めに気付けるようになりました。
それもひとつの実りだなと思っています。

 

 

植物にも言えることなのですが、
気温、土壌の状態、日光、水など
さまざまな条件がそろうことで実りにつながっていますよね。

自分そのものだけの力ではなく、
いろいろな方の言葉やサポートがあって得られた実りなのだろうなと
本当にありがたく感じています。

 

そして、得た果実が誰かの栄養になればいいな、
それならこれからももっと実りがあるといいなと
そんなことを考えながらこの仕事をさせていただいています。

正しいかどうかはわかりませんが、
私自身が望んで過ごしている毎日です。

 
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久保 このみ
久保 このみ
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