ベン図

ベン図ってご存知でしょうか。

ベン図

数学の教科書で見たことあるぞ…という方も
いらっしゃるかもしれません。

集合体において共通項や重なる部分を表現する際に
用いられる図です。

 

私は、数学がとっても得意!というわけでは
残念ながらありませんでしたが、

人間関係ってベン図のようだなと
思うことがあります。

 

それぞれが独立した円として存在していて、
重なり合う部分には共通項がありますし
重ならない部分も、もちろんあります。

ベン図が表すのは、一致だけではなく
「違いを含んだ共存」です。

人と人との関わりにおいて、
完全に理解し合える状態が
理想だと感じられるときがありますが

完全な重なりは
息苦しさや、個と個の境界線の曖昧さが生じますし、

反対に、まったく重なりのない状態だと
孤独を感じることにも繋がるかと思います。

 

どれだけ重なる部分があるかも大切ですが
重なる部分・重ならない部分でお互いに
どのような感情が生まれるかも大切だと思います。

無理にすべてを一致させようとしなくてもいい
という安心感の中で
歩み寄り、領域を広げていくことで
人間関係が豊かになったり
少し楽しめたりするゆとりが出てくるのかなと思います。

 

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久保 このみ
久保 このみ
思い描く方向に向かわれますように。

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