望みたいと望む日まで
理想と現実のギャップに疲弊してしまうのであれば
最初から何も望まなければいいのかもしれない、と
望むことそのものがつらく感じられることもあるかと思います。
でもそれって、意欲がないとか
何も望んでいないということとは、
少し違うのではないかと思っています。
望みたい気持ちはどこかにあるのだけれど
それと向き合うだけの元気や気力が、
ちょっと足りない。そんな状態なのかなと思います。
だから、意欲がないように見えても、
心の奥にちゃんと、静かに眠っている気持ちが
おありなのだと思いますよ。
無理に望まなくても、
「何かをしたい」と思える日がまた来るまで、
「望みたいと望めるようになる」まで、
ただそのままでいていいのではないでしょうか。
何もせずに漂っているように感じる時期にも、
ちゃんと意味があって、
気が付かないだけで、
がんばるぞ!と大きな行動を起こすための
パワーを蓄えている時期なのかもしれません。
そんなふうに少し立ち止まって、
自分の心と体にやさしくしてあげることが
次へと繋がるときもあります。
望まない日々が続いても、
それを責めなくていいでしょうし
「このままでいい」と思うことも、もちろん良くて、
そういった、
自分をいたわるような優しさが、
もう一度"望みたい"という気持ちを
育んでくれるのではないかと思います。
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