心情・意欲・態度

学生時代、
保育の分野について学んでいた経験があります。

保育現場では、子どもに
心情・意欲・態度 を
育むことが大切だと言われています。
(10年近く前の知識なので、今はまた違った方針があるかもしれません)

大人にとっては同じような毎日に思えても、
子どもたちはその日ごとに、
それぞれの体験の中で、
嬉しい、好き、楽しいなどの気持ちを抱いています。

そして、その経験から
「やってみたい」「見てみたい」などの
意欲が生まれています。

そんなチャレンジしたい気持ちに対して
取り組む、挑戦する、など
行動に繋げていくことで
日々貴重な経験をしています。

 

意欲や態度をはぐくむためには、
心情が豊かであることが大切だと
個人的には思っています。

まず、いろいろな気持ちがあって良いんだよな、と
受け入れ、さまざまな気持ちを素直に感じること。

こう思う、でも違う場面ではこう思うこともある、
周りはこう言ってるけど自分はこう思う。

ひとつひとつの感情にOKを出すことで
意欲や活動力につながっていきます。

 

意識しなくても
自分はこう思ってる!という主観を大切にできるのは、
お子さんの得意分野かもしれませんね。

大人になりいろいろな経験をされていくなかで、
自分の気持ちだけを優先することは
難しくなっていきます。

 

ただ、自分の気持ちを大切にすることで
自然と意欲が湧き、
行動を起こすことができるというのは
年齢問わず、人間だれにでも
言えることではないかなと思っています。

 

わがままを言えというわけではなく、
ただただ、自分の思っていることを否定せず

こう思ったんだな、
そう思うのも無理ないよね、
と耳を傾けるような日も
大切になさっていただければと思います。

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久保 このみ
久保 このみ
思い描く方向に向かわれますように。

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