葛と藤に分ける
葛藤 という言葉はどうして
葛と藤なのだろうと思い、
由来を調べたことがあります。
葛も藤もツルが長く伸びる植物。
相反する気持ちが絡まりあい、
ほどくのが難しい状態になっていることを
人の思考に例えているそうです。
迷いや葛藤があるときって
自分はこう思う、
でもこんな風にも思う、
その他にもこんな心配ごとが…と
頭の中にいろいろな気持ちが巡りますよね。
それが影響して、決断に至るまでの道筋が
見えづらくなるというご経験を、
多くの方がなさっているのではないでしょうか。
頭の中がこんな状態だと、
冷静に次へのステップについて
考えられなくなるのも
無理ないかと想像します。
いろいろな思いで
頭がいっぱいになられたときは、
これは葛のツル、
こっちは藤のツル、
これは別の植物…
と分けて辿っていくことや、
ほどいてあげることが大切かなと思います。
直接的な解決に繋がっていなかったとしても
整理するだけで、
悩みごとの”かさ”が小さくなり、
ゆとりが生まれます。
頭の中の容量にゆとりができると
きっと解決策や今後のことを考え、
次の行動を生み出すことができますよ。
カウンセリングの場では、そういった
思いを整理するお手伝いをさせていただいております。
困られたときには頼っていただけますと幸いです。
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- 思い描く方向に向かわれますように。
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