生きるため
自分の性格だと思っていることが
実は性格じゃないこともあります。
ご自身にとって苦しいご経験や
大変だったご経験をされる中で
身につけた手段が
癖付いているだけかもしれません。
大袈裟な表現をしてしまうと
生きるための術
という感じでしょうか。
例えばよく怒る・機嫌の悪い人の
近くで長くいらした方でしたら
他人の表情や声色をよく観察できる能力が
身に付いていらっしゃり、
それを察知する癖が付いているのでは
ないかと想像します。
周囲に頼れる人がいない環境下で
長く過ごされてきた方でしたら
自分ひとりでなんとかしよう、と
考え、行動される癖が
付いていらっしゃるのではないでしょうか。
私はこんな性格だから…とか
自分っていつもこうだなあ…というように
ご自身の性格や考え方・行動の癖に対して
肯定的になれないときは、一度
今までの困難を支えてくれた“術”を
ぜひ労ってあげてほしいなと思います。
そして、その術の使い方を少し変えてみるのか
違うものに変えてみるのかなど、
これからは自由に
変えていくことができるということも
カウンセリングの場で
知っていただけたらと思っています。
お久しぶりです。
社内で働いていても自分1人で何とかしようと若者が多いです。人に頼るのが苦手な若者がいます。人に頼むのがストレスらしいです。電話や対面の対話が苦手なようでなんでもチャットやメールで済ませようとします。私は昭和世代なので出来る限り人に頼る方ですし、頼られるのも好きな方です。できる限り人の手を借りて物事を勧めようとしています。ここで世代ギャップを感じます。
コメントくださりありがとうございます。以前より"個"で動く場面がよく見られるようになり、協調・協力してなにかに取り組むという場面が少なくなっているように感じますよね。それだけでもギャップや時代の変化を感じます。核家族化が進み、子どもの頃からなんでも1人でやらないといけなかったという方々が大人になり、段々社会全体がそういった空気感になってきたのかなあ、と個人的には考えています。そんな中でも「頼られるのが好き」とおっしゃってくださるような方が近くにいると、きっとお若い世代の方々も安心してお仕事できているのだろうなと想像します。それぞれの時代の良さや特性を生かしながら、調和していけると良いですよね。