それぞれの味が生きるとき

食べ物がそれぞれ別のお皿に盛り付けられていると
味や香り、見た目の美しさが引き立ちます。

例えばサラダと煮物が一緒のお皿に盛られていると
それぞれの良さが混ざり、風味もぼやけてしまいそうです。

 

それぞれが別のお皿に盛られていることで
ひとつひとつの味わいを楽しむことができますね。

栄養バランスを整えたうえで
お互いに干渉しすぎず、
調和もとれた状態を保つことができます。

 

それぞれが自分にあった場所で
個性や味わい、良さを発揮できるのであれば

無理に同じ器に乗せて
一つのお皿の上でふるまわなくても
良いのかもしれません。

 

お互いの良さを引き立たせるために
別のお皿に分けて距離をとるのは

決して冷たいことではなくて
双方の尊重にも繋がるのではないかなと思います。

 

混ざりあうだけではなく
距離をあけて並び合うことで
生まれる幸せもきっとあると思っています。

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久保 このみ
久保 このみ
思い描く方向に向かわれますように。

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