「心の不調を相談するところ」と聞いてイメージするのは、
精神科や心療内科、カウンセリング……いろいろあって、どこに行けばいいの?と思われる方も多いかと思います。
精神科・心療内科とカウンセリングの違いって?
簡単に言うと、精神科・心療内科は「医師が診察をして、必要に応じて薬を使いながら治療する場所」、カウンセリングは「心理士・カウンセラーが、気持ちを整理したり、心のケアをサポートする場所」です。
たとえば、眠れない・食欲がない・気分がひどく落ち込む・不安が強い……そんな状態が長く続くときは、脳の働きにバランスの崩れがあることも多いので、「治療」という側面から、お薬の力を借りて整えることが大切な場合もあります。
一方で、「今感じているしんどさを話したい」「自分の気持ちがよくわからない」「人間関係で悩みやすい」など、心の奥にある思いや葛藤をゆっくり整理していきたいときには、カウンセリングが力になります。お薬では解決しにくい部分を、対話を通して少しずつほぐしていくのがカウンセリングの役割です。
投薬とメンタルケアの“両輪”でケアを
心の不調や生きづらさに向き合うとき、「お薬で脳を整えること」と「気持ちを整えていくこと」の両方が大事になることがあります。どちらか一方ではなく、両方があることで、より深い回復や安定につながることが多いのです。
お薬で苦しい症状を和らげながら、その背景にあるストレスや思いを丁寧に見つめていく。そんなふうに、「医療」と「心のケア」が協力し合って支えてくれる体制が、回復への近道になるかもしれません。
あなたに合ったケアを選ぶために
無理にどちらかを選ぶ必要はありません。どちらから始めても大丈夫ですし、途中で組み合わせることもできます。
自分にとっての安心できる場所、自分らしさを取り戻せる方法を見つけることが、なにより大切です。どうか、ひとりで抱え込まず、信頼できる専門家に相談してみてくださいね。
どちらに行けば良いか迷われていらっしゃるとき、
今の悩み事でもカウンセリングを受けて良いのか悩んでいらっしゃるときは、
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